さわやかな年明け
２０１２年のお正月モードからスイッチを切り替えて、仕事始めです。
お天気もよく、あの「包帯のゼラニウム」が咲きました。背丈は５０センチにも伸び、
茎だけがヒョロヒョロとしていますので、風に当たると倒れそうになるため木切れで支えています。
気仙沼からいつも届くお年賀状の一枚。毎年は幸福なお元気そうな写真が添えられていたのですが、今年は全く違い、文面や文字の強さが一変していて、やはり現地の深刻さが窺えました。「復興元年 前進あるのみ！」
同じ日本人として誰しもが、スローガンではなくとも「頑張ろう」と思う年頭です。
昨年末にＮＨＫで放映された辻井伸行さんの番組を見た方から、とっても嬉しいお電話がありました。映像関係でも著名な方ですし、そうそう何度も連絡が来るわけではありません。「１年の締めくくりの時に、さわやかな気持ちにさせてくれる、いい番組だった」とＫＡＫＯさんにおっしゃったそうです。映画「阿弥陀堂だより」の“おうめ婆さん”の台詞を思い出します。「わしゃこの年まで生きてくると、いい話だけを聞きてえであります。せつねえ話は聞きたくない・・」というような箇所が確かあったような。
出来るだけ、そういうさわやかな物づくりに関わりたいものです。