街角ピアノ〜軽井沢編〜
世界の空港・駅・街角に置かれた“自由に弾けるピアノ”。 人々が思い思いに音楽を紡ぎ、行き交う人が耳を傾ける。 一台のピアノから生まれる“一期一会”の感動・・・ ノーナレーションと定点カメラで見つめる。—これが「街角ピアノ」番組のホームページに記載されています。
ある夏の日、留守番電話にテレビ番組製作会社の人からメッセージが入っていました。
「街角ピアノ」の事で…、と耳にして直ぐに拒否反応が出てしまったのですが、何故なら、KAKO さんは駅とか空港とか街角とかの風景では弾かないだろうなあ、と知っていたからです。
で、相手の方にお電話してみますと、KAKOさんのアトリエが軽井沢にもあるというのをスタッフが知っていて、是非撮影させていただけないか、というものでした。
コロナ禍で海外ロケに行きにくく難しくなって、最近は国内のロケにシフトしており、「軽井沢編」を作るのだそうです。
アトリエでのインタビューと、可能ならば1曲演奏風景も、とのご注文でした。
ロケの方は星野温泉の近くにピアノが置かれて、いつもの番組趣旨のようにピアノを見つけた誰かが弾いてゆく姿が、カメラに収まるようです。
番組では、その合間合間に、KAKOさんのアトリエが挿入されるのでしょう。それに加えて、いつもの番組終わりに4分延長して番外編として特別に放送されることにもなったとか。
本来、軽井沢のアトリエは来訪者を想定していない作りで、純粋にKAKOさんの作曲と演奏の仕事場ですから、窓は沢山あるけれどシェルターとも言うべきスペースなのです。
その貴重な場面をどうぞご覧ください。
「街角ピアノー軽井沢編」
NHK BS1 12月8日(水)20:00〜20:49