「銀河の旅びと」無事終了
今年のオリジナルコンサート「銀河の旅びと~宮沢賢治と私」は、12月1日の盛岡公演を無事に終えました。
盛岡の会場を手配しようとした時には、ベーゼンドルファーのピアノがある目当ての会場は日程が合わず・・とかで、
今回は1973年の建築物「トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)」でした。
ステージに、いわゆるクラシックコンサート用に反響板を組む形なので、照明機材を多用出来ないというデメリットがあるのですが・・・
思っていた以上に落ち着いた明かりの具合が抜群に良くて、演奏に聴き入ることが出来たのです。ホールの照明スタッフ様、お疲れ様でした。
年月を経たホールが持つ響きは、数えきれない音楽と人々の感動とを吸い込んで来た証(あかし)。
盛岡もそうでした。
それに何と言っても宮沢賢治ゆかりの土地。
演奏者もお客様も、賢治の言葉と音楽の世界に惹き込まれています。
ちょっと地味な感じのステージですが、ご覧ください。最前列ではスタンディングの人々。
終演後は、久しぶりにお会いする東北地方の方々と懐かしいお話しが出来たり、今まで感じなかった人々の口調の柔らかさも新鮮でした。
もしかしたら、それはペラペラと話さない重さに関係しているのかな、と思ったりしました。
「或る農学生の日誌」のセリフから、「さよなら、北上山地、北上川、岩手県の夜の風」、そういう気分で帰ってきたのです。
10月19日福岡から、広島、大阪、東京、名古屋、札幌、盛岡と7か所のコンサートツアーでしたが、メンバー全員がまたこのプログラムをやりたいようです。
どこかで再演できることを楽しみにしています。
ご来場くださった全国の皆さま、本当に有難うございました‼️