されど6秒・・・
来週の録音に間に合わせようと、KAKOさんは必死で目の前の譜面を睨みつけていました。そこに、思いもかけない連絡。
「映像のラストに流れるローリングの尺(長さ)が変りました!」
どうやら、ローリングに入れ込まなくてはならない名前が増えてしまったようです。曲の長さを、あと6秒プラスしてほしい、という話です。
たった6秒、と感じる方も多いと思いますが、すでに決まっていた長さで曲を作っているほうは、3秒以上変えるとなると結構困ったことに。テンポ感や曲の構成感を変えずに、何とかしなくては。
オリンピックの選手は、秒以下の数字でメダル獲得の熾烈な戦いに臨んでいますが、今は秒単位の微妙なニュアンスの変化と格闘中・・・。