マリコロード
今日は「THE PIANIST」公演のツアーも最終日で、サントリーホールです。
楽屋の辺りは携帯電話の電波が届きにくいのですが、wifiはOKなので、アトリエ通信の以前の文面の手直しをしようとチェックしていたら、未公開のblogがありました。なんとツアーに出発する前日の8月21日に書いたものです。
と言うわけで、それをこれからアップします。
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何処にも自分と似た人っているのだ・・・と感じたブログに出会って。
プロフィールは溶接工になっていますし、ボクは・・・になっているので男性です、たぶん。
私が時々、事務所用に取り寄せしているお茶、「マリコロード」のことを書いていたので読んでみました。
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「秋の限定商品 印雑焙煎 マリコロード」なるものがあり、なんせ、ボクは「限定」とか弱い上に、「印雑焙煎」なんてわけのわからん言葉にも弱い。(中略)にゃるほど、ではでは一丁飲んでみましょう。
ちなみに・・・。
◆印雑品種◆印雑=印度系雑種、茶樹の種類でアッサム系雑種。明治10年(1877)に多田元吉がインドから導入した茶種(多田系印度雑種)。元吉が選抜した品種・系統が母本・基本樹となり、後代に優秀な品種が生まれている。
◆マリコロード◆
日本茶と紅茶の品種から選抜育成された希少な印雑品種をほうじ茶に仕上げたお茶。インドで育った種子が、時を経て静岡・丸子で印雑品種へと生まれかわり、加賀・動橋(いぶりばし)でほうじ茶に。
(中略)「マリコロード」、印雑種のふるさと・静岡の丸子(まりこ)だったんですね。「ロード」は「お茶で結ばれた遥か異国からの道」ですって。
う~ん、ろまんちっく!
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と、こんなブログです。
昨年の秋に、お茶の名前から連想してヴァイオリンの相川麻里子さんにプレゼントしたことがありました。そのマリコさんの自主公演のチラシが届き、”加古カル”の植木昭雄さんも写っているので、何気なく見ていますと。
大きいチラシは相川さんのスケジュールの11月12日号のところに掲載中。
http://aikawamariko.com/index.php?Schedule
当たり前ですが純クラシックそのものの写真、男性の植木さんそしてピアニストの佐藤さんも蝶ネクタイ。3人とも素敵な笑顔です。フランス留学時代の仲間だとのこと。少なくとも相川さんは、東京藝大からパリ国立高等音楽院のヴァイオリン課程へフランス政府給費留学生で入学して※、最高位で卒業した逸材!
KAKOさんと同じ留学生ですが、この部分を知らない人が多いと思うので一言書きますと、給費留学生は結構書類審査も試験も厳しく、作曲で言えば、KAKOさんの藝大先輩には、各年に一名くらいしか居なかった記憶があるそうです。難関突破だったようですね。
私もこの事実を知らなかったので、KAKOさんのプロフィールから「フランス政府給費・・」という言葉を外したこともあったのですが、今は字数に制限がない限り入れています。
横道に逸れましたが、相川さんは、癒やし系音楽会の代名詞的な”ライブ・イマージュ”のオーケストラ・トップという重責もこなしつつ、ご自身のクラシックコンサート、時には現代音楽をも取り入れて、精力的に企画推進していらっしゃる、パワフルウーマンでもあるのです。
さて写真の衣装が、いつもの”加古カル”の独自のモノクロ的な黒っぽいステージ衣装とは雰囲気が違うので、やはりフォーマル・クラシックの演奏会なのだ、と思いました。神戸と東京で行われますが、バッハやヘンデルなど、ここから離れた土地、私ならば神戸で聴いてみたいナ、と思ったりしています。TALKは植木さんのご担当だとか。演奏は勿論ですが、声も素敵ですよ。
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長文ですが、読んでくださり有難うございました!
2014/09/03