育て、慈しんだ人物が、、、
映画「蜩ノ記」が10月4日に全国公開されました。
この映画のプログラム冊子も届きました。
さわやかな柚子の木が表紙になっています。
サウンドトラックの3曲目にあるような「師弟」の姿。筆を持った端然とした姿勢の良さ。写真下にあるのは、主人公の住む屋敷の中ですが、、、
実は、撮影現場でKAKOさんはその場に立っています。左が監督の小泉堯史さん。写真家・松村映三さんが撮影された写真の一部分です。
「義勇」 義を見てせざるは勇なきなり、の額が鴨居にありますね。
このプログラムに挿入されたどのカット写真もキリッとした空気感に溢れているので、ホントに背筋が伸びます。
監督さんが質問に答えた形でおっしゃった言葉が、素敵です。
”育て、慈しんだ人物が、観た人たちの心に生き続けてほしいんです。”
それにひきかえ、KAKOさんの音楽への思いは、万感を抑えることを意識したのでしょうか、意外なほど客観的な文体で書かれています。
667円(税別)だそうですから、かなりお買い得かと思いますので、映画館で是非とも手に取ってご覧ください。
今週末11日(土)の東京・サントリーホールの第1部で、映画「蜩ノ記」の音楽を演奏しますので、この一日で映画とコンサートの両方とも味わえますね。
2014/10/09