会場ごとに
「THE PIANIST」。福岡の初日は大成功!
最後のカーテンコールは殆どのお客様がスタンディングで、KAKOさん、辻井伸行さん、レ・フレールさん達に拍手を送っていました。
舞台監督が一昨年と変更になっていることもあって、全て念入りなリハーサルです。ピアノ椅子が身体の重心のタイミングでギシッギシッと鳴るので、
調律師さんが手直ししたり、鍵盤に照明のブルーがかかるのも、その度々で確認作業があって何かと緊張気味の初日です。リハーサル風景などカメラに収めたものが一枚もないことに後で気がつきました。
さて本番。トップバッターの爽やかな辻井さんの声と演奏が披露されて、会場がほわっとしています。次がKAKOさん。初日で気合いが入っていたのか完璧な程の仕上がり。
2曲目「ララバイ オブ エヴェレスト」のステージ照明が、特に美しい。福岡シンフォニーホールの素敵なシャンデリアにあてられた明かりが、まるで雪の結晶のようにひんやりと煌めいて。
このコーナーだけでも写真に残したかった!
第2部は、レ・フレールさん。繊細さとエネルギッシュな息がピッタリ、ピアノ連弾の花が咲いたよう。
会場ごとに舞台設備が異なりますから、今日の名古屋・愛知県芸術劇場ではシャンデリアは無い代わり、ステージはぐるりと客席に囲まれています。
それでリハーサルの間に角度を変えて撮影してみました。
後ろ姿を見るのもいいな、と思ったり、正面だけではなく、それぞれ違った楽しみ方が出来そうです。このホールならでは、の撮影でした。
終演後、東海道と東北新幹線を乗り継ぎ、明日の公演地である仙台に入ります。
2017/07/17