ウインドオーケストラ?
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●いよいよ始まる「富士山河口湖ピアノフェスティバル2022」では、9月25日にピアノと大井剛史指揮・佼成ウインドオーケストラとの共演プログラムが待っています。ピアニストは、Stage1=加古隆、stage2=辻井伸行、stage3=山下洋輔。それぞれのピアニストの個性と演奏をお楽しみ頂けるスペシャルなひとときです。KAKOさんのパートは、組曲「映像の世紀」!
今日は、都内でリハーサルがありました。
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「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」は、“オープニング”“間奏のピアノソロ”“エンディング”と3回出てきます。写真にソプラノサックスの奏者とのショットがありますが、「睡蓮のアトリエ」は何と“サクソフォン・カルテット”、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4人の奏者とピアノによる演奏となるのです。これはKAKOさんも初の試み。
他には「神のパッサカリア」「最後の海戦」「ザ・サード・ワールド」など。
弦楽器の入っている交響楽団と違って弓の動きなどが見えるわけでは無いのですが、河口湖ステラシアターならではの摺鉢状の客席では、美しい管楽器が輝いて見えることでしょう。
さてウインドオーケストラとは?…と聞きなれない方々のために調べてみました。
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吹奏楽とブラスバンドの違い【We Love Brass のホームページより】
吹奏楽とは、その名の通り、吹奏楽器(金管楽器、木管楽器)と打楽器で構成された楽団(バンド)で演奏される音楽のことです。そしてその楽団(バンド)を吹奏楽団と呼びます。オーケストラからストリングス(弦楽器)を除いたものをウインドオーケストラ、ウインドアンサンブル、ウインドバンド、シンフォニックバンドともいいこれが吹奏楽にあたります。(別にエレキギター、エレキベース、コントラバス、ピアノが加わることもあります)そして、ウインドオーケストラから木管楽器を除いたものを「ブラスバンド」と呼びます。ブラスバンドでは、吹奏楽で使用される木管楽器は用いられません。この点が、吹奏楽とブラスバンドとの大きな相違点です。木管楽器が使われないかわりに「サクソルン属」といわれるピストンついた金管楽器が(コルネット、フリューゲルホルン、アルト ホルン)使われます。ブラスバンドも吹奏楽と呼ぶことができますが、厳密にいうと「吹奏楽」=「ブラスバンド」ではありません。日本では、なんとなく吹奏楽のことを「ブラスバンド」呼んでいることが多いようですが、欧米では、吹奏楽は「ウインドバンド」、金管バンドは「ブラスバンド」として、明確な違いをもって認識されています。
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KAKOさんが「映像の世紀」の曲をウインドオーケストラと演奏するのは、初めてなのです!
秋晴れとなりますように!