柏餅と氷嚢(ひょうのう)
今日は伊丹空港から小さな飛行機で大分空港へ。
外気温はかなり暖かいようで、25度以上あったようです。4月の寒暖の差の激しさは少なくなって、これからは風薫るとも言われるように、青葉が目にしみるさわやかな日が多くなってきますね。
ここ数年、この時期にはツアーでアトリエのある地元を離れているため、とても残念なことが一つあります。
この店が一番!というKAKOさんお気に入りの「柏餅」を食べることが出来ない事です。5月の連休が終わると同時に店先には並べていないこだわりようなので、タイミングを外すと今年も駄目だった・・・ということに。
和菓子の季節感は洋菓子にはないものですから、それはそれで良いのです。
おいしい「柏餅」を食べると単純に無病息災などと思うほうなので、スケジュールが少しずれていてくれたら、というお話しです。
ところで、今回の旅にはツアートレーナーという女性がついています。演奏家は、ピアノ、ヴァイオリン、ギター、バンドネオン、それにオーケストラの面々が大勢いますので、誰かが何かしら指や筋肉などの不調を訴えるものです。
その方に珍しいものを見せていただきました。氷嚢(ひょうのう)です。
情熱的な演奏直後などは、アイシングといって急冷効果に氷を入れ、それで首とか指とかに当てるのだそうです。
また全く逆に患部を温めるような時には、そこに適度な温度のお湯を入れて、(湯たんぽが柔らかい袋に変身したようなものになって)身体に当たるようにするのだとか。
温にも冷にも両方に使えるとは、便利なものです。
今年はあの店の柏餅に間に合わないから、というわけではないですが、元気快復の、特にあたため効果のあるものはKAKOさんの大好きな事。
早速、すぐにでも薬局かどこかで手に入れようと考えているようです。