オルフェ

旅の途中に

5月5日は神戸で自由時間がありました。大分にいる間、せっかくの神戸だからと、インターネットでいろいろ調べていたのですが、その店名が「ここしかない」というふうに感じられたのです。
「オルフェ」というフランス料理店ですが、斬新なシェフのセンスと技が随所に楽しませてくれました。何種類かの選べるデザートの中に、アスパラガスのクレームブリュレなど意外な素材も登場します。
支配人のきめ細かな応対も窮屈な感じが一切せずに、おしゃれな空間にくつろいで過ごせます。
このように書くと、レストラン・レビューのようですね。
ほとんど店名に惹かれて当日予約だったのに、思いのほか良かったですし、またいつ行けるとも分からないので、記念として書き記します。

「orfeu」はポルトガル語だから、映画「黒いオルフェ」からつけた名前かなあ、と思いました。
あの音楽も忘れられないほど素晴らしいですし。

KAKOさんにとってのオルフェは、フランス映画でジャン・コクトーの「orphee」です。お気に入りの映画は?という質問には、いつも「天井桟敷の人々」がベスト・ワンですが、コクトーの「オルフェ」は2番目くらいに入るのかも知れません。今度聞いておきます。

Posted by アトリエール