山笠祭りに遭遇
今日の福岡から「THE PIANIST」ツアーに突入です。
何となんと、有名な「山笠祭り」の時期だったのです!
正確には「博多祇園山笠」だそうで、ホテルのフロントにもパンフレットが積まれていました。仁治二年(1241)を起源として今年は775回目の開催とか。
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7月1日から15日(今日)までですが、町のあちこちに人形で飾られた「飾り山笠」が建てられているというので、昨夜出掛けてみました。
7時過ぎの川縁の様子。
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中洲の辺りで…、有りました!
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「中洲流リュウ」って読むのかな、と言った私の声が聞こえたのか、突然背後から「ながれ」ですよ、と女性が話し掛けて来て。
「ながれ」というのは博多のお祭りの中で使われている自治組織の呼称。「東流」「中洲流」「恵比須流」など7つの「ながれ」があるそうです。
先程の写真は「飾り山笠」。奉納行事ですから、これとは別に神輿的な「山笠」があって、最終日の早朝に櫛田神社から出立し町中を走ってゆく、、というのです。練り歩くのではないんですね?
時刻は明け方の4時59分!
千載一遇のまたとない機会。行くしかないです。
KAKOさんやスタッフの何人かと寝ぼけ眼の感じで、未だ薄暗い町へ出ました。神社に行ければ「追い山」という伝統行事の最高の場面を見れたかと思いますが、距離感が分からず道行く人々の後をついて、大通りへ。
7つの山笠は「おっしょい!おっしょい!」の掛け声で走ります。
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江戸時代の褌(ふんどし)ひとつの絵が残っていても、現代は「締め込み」のこういう出で立ち。
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キリリとしてカッコいいです!
帰り際のKAKOさんのひとことが一番印象に残りました。
「小さな子供たちが大勢参加していて、大人に負けじと息を切らして走っていたね。今日の収穫はそれだった」
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信号待ちのヒトコマ。
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寝不足ながらこれをアップして、午後のコンサート会場・アクロス福岡に向かいたいと思います。
2016/07/15