生きる秘訣

時々のメモ

来月6月3日(土)公開の映画「笑う101歳×2」の映画評からいくつか。

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若い人は歳をとるのが怖くなくなるでしょうし、年寄りは元気がでますねえ。
人の一生をあらためて考える時代になったんだと思います。貴重な記録でもありますね。
養老孟司(解剖学者)

常にハッキリと感じたことを言葉にする、颯爽とした覇気。
これがお二人から受け取った、生きる秘訣です。
100年の歴史を生き、なお今の一刻を生きようとするお二人に、老いはありませんでした。
素晴らしい映画を作って下さってありがとう!
加藤登紀子(歌手)

裂ぱくの気合で愚直なまでに一本道を歩いてきたむのさん
しなやかに美しく歴史の証言者になった笹本さん
「君は僕のガールフレンドだね」と私にささやいたむのさん
「好きな人に手をとられて死にたいわ」と笹本さん
激しさの中にユーモアもあった。
もし おふたりともいなくなったら 日本は又恐ろしい時代に向かうのでしょうか。
おふたりの命の言葉をぜひ聞いて下さい。
松島トモ子(女優)

健康で長生きをし、日本をよい国にするヒントがいっぱい。よく笑うこと。自由に生きること。
言うべき言葉をいいタイミングで語ること。この映画すごい!
蒲田實(医師・作家)

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先日、恵比寿ガーデンプレイスに行く用事があったのですが、
この映画が上映される東京都写真美術館もすぐそばにありました。

ドキュメンタリーのお一人・むのたけじさんは、終戦後、故郷の秋田県横手に戻ります。映像が冬景色から始まるとメインテーマ曲、KAKOさんのピアノ。

もう一人の笹本恒子さんが撮影していた「明治生まれの女性たち」にも感動します。

2017/05/22

Posted by アトリエール