遠くを見る

閑(シズ)かな日

数年前、仕事場のあるマンションの大規模工事があった時に、ベランダの花木の鉢を全部処分することになり、今は置いていないのですが、たった一つ到来物のゼラニュウムがあります。ところがちょっとした留守にあっという間に枯れ始め、今はこんな状態です。

ある日、もう花は咲かないのでは?と私がいいますと「そんなこと無い、小さな芽が出ている」と怒ったようにKAKOさんに言われました。それでも、無理ではないかなあ、と思っているのですが、何やらせっせと水やら元気の素やら与えているようです。KAKOさんが勝って花が咲いたら、このコーナーにアップ致しますが・・・。

そんな訳で、ベランダには何も無いのですが、景色だけは素晴らしいです。以前テレビのインタビューなどにも登場した空です。今朝は雨上がりで、初めはこんな風に地上から登った蒸気の霧が雲のようになって山を隠しています。

昼頃には山がくっきりと見えてきました。

KAKOさんは、この山々と空を眺めて作曲するという生活を15年以上も続けています。そういえば「阿弥陀堂だより」の映画で、主人公が温泉につかりながら「遠くを見ることを忘れていた・・・」とつぶやいていましたね。

Posted by アトリエール