夏至

閑(シズ)かな日

先日、ある歌人からお手紙をいただきました。その書き出しが「芒種の候・・・」とあり、事務的な挨拶文にはない季節感を覚えました。
今日は夏至ですね。

引用文を探していたら下記のように書かれています。
「これから小暑までの期間。芒種から数えて15日目頃。一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もある。暦の上では夏季の真ん中にあたるが、実際には梅雨の真っ盛り。農家では田植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは1カ月ほど先。」

冬至にかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があるとか。ホントですかKAKOさん?
沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風(カーチーベー、カーチーバイ)」といい、梅雨明けを知らせる風と言われているそうです。台風が近づいているようですが、それとこれとは違うのかどうか?明日の名古屋公演にいらっしゃる皆様の移動に支障が無いことを願っています。

6月2日の札幌のコンサートの時には、中島公園の藤棚はまだ咲いていませんでした。見事な花が咲いた時の写真が届きましたので、ご覧ください。10数年前に、石川県七尾のお祭り「青柏祭せいはくさい」を取り仕切っていた方から、祭りの山車に山藤の蔓(つる)が不可欠だと耳にして、それからはKAKOさんも藤に興味を持ったようです。

photo by Nobuo Mikawa

2013/06/21

Posted by アトリエール