森から生まれた楽器たち

木の響き

誰にも、好きな風景というのがありますね。今日は、楽器のある1枚の写真のことを。

これは、ヴァイオリンやヴィオラなど、弦楽器を作っていらっしゃる番場順さんのアトリエの壁面の様子です。
楽器そのものが美しく、オブジェのようですね。

都心から離れ、森の中に移住されて10年くらいになるそうですが、楽器作りにはこれ以上の環境はないと、断言していらしたことを思い出します。ホームページもご紹介しましょう。http://www.bambalin.com/index1.html
日本に、こんな素敵なアーティストのようなアルチザンがいらっしゃるのです。
今日、アトリエ通信のリンク・コーナーにも追加致しました。

ピアノも弦楽器も”木の響き”。何年もの間ねかされていた木を扱って究極の楽器に仕上げることも、また、その楽器を最高に美しく奏でようとすることも、すべては音楽というものを愛するからこそですね。

この写真を見ていると、単に飾られた楽器たち、というよりも、何故か「森から生まれた楽器たち」と名付けたくなってしまいます。

Posted by アトリエール