夏休みの子供たち

under the sky

夏休みとお盆が重なっている今日、どうしても購入したいものがあって買い物客であふれたスーパーに出向きました。
そして、ちょっとうれしいことがあったのです。
ここのお店でも、冷蔵品に入れる氷のコーナーがあります。
レジを済ませてそこへ行きますと、5-6歳の男の子が一人で透明のビニール袋に氷を入れているところでした。袋の口の幅は15センチほどですが、氷をすくうスプーンの幅も10センチ以上ありますので、たっぷり1回だけ氷を入れて袋の口を閉じれば簡単です。でも男の子は、袋に沢山の氷を入れようとしているらしく、片手で持っている袋の口がくっついたりして思うように開いてくれないので手間取っています。
見かねて袋の方に手を貸してあげて、氷を入れやすいようにその口を大きく開けてやりました。
するとその子が「有難うございます」と言ったのです。
そしてビニール袋びっしりに氷を入れてその場を去る時にも、もう一度「有難うございます」と。

人見知りする子も多いし、私も子供が苦手なので一瞬ためらったのですが、お手伝いして良かったなあと思いました。

もう一つは、仕事仲間の若いお母さんから聞いたお話し。たぶんまだ3歳くらいと思うのですが、子供を夏休みの間だけ英語スクールに通わせることにしたそうです。午前午後と5時間くらいスクールがあるので、お昼ご飯の間だけお会いしました。

そして子供を迎えに行く時間になりました。
案の定、まだ英語の環境に慣れないせいか(当然ですが・・・)母親を見たとたん「ウァーン、ママ!!」と半泣きで抱きついてきたそうです。その帰り道、「スクールに居てくれたおかげで、今日ママはとっても助かったのよ、ありがとうね」と言ったところ、
その子が恥ずかしそうに「どういたしまして」とつぶやいた、というのです。
それを聞いて、ホントに素敵な親子の会話だなあと思いました。

どちらのケースも、普段の親のしつけ方が表われているのですね。

不安定な天候で突然の雨がきたりして、カラッと晴れた夏休みの空ではないのですが、こんなひとことが、明るい気持ちにさせてくれます。

Posted by アトリエール