ローマ再び

under the sky

一足早い夏休み。
ローマからスタートです。

着いてすぐ、携帯電話のことでVodafoneのお店を探して街中をフラフラ歩いていたら、目の前に古代遺跡が現れました。

2014年の加古カルのコンサートの際は通らなかった道。
短い滞在が多かったこともあり、ローマ5度目にして初めて来た場所、トッレ・アルジェンティーナ広場(Largo di Torre Argentina)です。

1900年代初頭イタリア統一運動後のローマの再建作業中の1927年に、大理石で出来た一部が発見され、4つの神殿の遺跡とポンペイウス劇場の一部もあり、ここが共和政ローマ時代の「聖域」だったことが判明したとのこと。

ところで、ユリウス・カエサルはポンペイウス劇場の敷地内で暗殺され、その場所がこの広場内にあると言われていたそうです。
2012年に考古学チームが、カエサルが暗殺された正確な位置を特定したと発表しているとか。
それは、後継者となったアウグストゥスが暗殺地点に建てさせた幅3メートル、高さ2メートルの構造物を発掘したことによるそうです。
「この発見により、カエサルが元老院を主宰中に議事堂で刺されたことが確認された」(wikipedia)

帰国してから、旅行中で印象に残っている場所をKAKOさんから聞かれて、まずここを挙げました。
地中から表われた古代遺跡と、背景の現代建築が一緒になっている写真が撮れて、心のお土産になっています。

ローマは、古代遺跡が地中に眠っているから言うのではありませんが、奥が深い。

2018/06/21

Posted by アトリエール