花に語りかける
4月というのに、冷たく寒い雨の日や、そうかと思うと初夏のような温度に上がったり、めずらしい日々です。春なので、一つKAKOさんの特技をお教えします。1月にアトリエに届いた、小さな蘭の鉢物があります。高さは20センチくらい、鉢の直径も10センチくらいです。よく見かける胡蝶蘭という花と違って、花びらは薄い桃色で花の形もめずらしいものです。もう3ヶ月経つのですが、全部咲ききってからも可憐な姿はそのままで、来客の方々も「かわいい・・」と言ってくださり、その時に、もう3ヶ月になります、というとびっくりされます。なぜ、こんなに長持ちしているのか、実は、KAKOさんが毎朝、アクア○○とかいうきれいな水で霧吹きをかけてあげているからなのでした。特技というのは、「花を育てる」ことなのです。
自分の傍に来た鉢物は、本当に大事に育てるのは昔からだったようで、元気がない観葉植物も自分の背丈を越すほどになったこともあったとか。弱っていそうな鉢物は、まず、鉢から全部を出してやって、根をほぐしたり土を取り替えたり空気を入れてやり、また鉢に戻すのだそうで、何となく、人間が快復する時のようですね。
「花に語りかける」、多分そうしているのではないでしょうか。
(忙しいから、つい忘れてしまって、などどすぐに枯らしてしまう・・・反省しまーす)