馬事文化賞
以前の通信に書いた「相馬野馬追」の番組映像が、2012年JRA賞馬事文化賞というのを受賞しています。JRAは日本中央競馬会のことで、この賞は「文学、評論、美術、映画、音楽等を通じて、馬事文化の発展に顕著な功績のあった者(団体を含む)に授与します」となっていました。こういう顕彰もあるんですね、想像していませんでした。
映像プロデューサーからは、KAKOさんも授賞式に来ていただけないか、と言われていましたが、既にスケジュールが入っていて、行けませんでした。
でも、もし行っていたら、この方にもお会いできたのかな。
何気なく今日ネットを検索していたら、この授賞式では馬事文化賞 功労賞というのもあったのです。受賞者はオリンピックに出場した「法華津(ほけつ)寛」さん、71歳。受賞の言葉に「・・・12歳の夏に馬に乗り始めてから約60年間、「仕事」と「馬」という生活を続けて幸いにも東京、北京、ロンドンと3回のオリンピックに出ることができました。この60年間をご評価いただいての受賞と受け止め、非常に感激いたしております。・・・」とあります。
私は「仕事」と「馬」を両立させていらしたことに、とても感動してしまいました。毎朝5時に起きて馬に乗り、そのあと出社していたそうです。会社社長など歴任された方の、鍛錬の日々・・・。乗馬にあこがれつつ乗れない私は、馬を愛する人を尊敬してしまいます!
と、ここまで書いていましたら、「相馬野馬追」の制作プロデューサーからメールが届きました。再放送される、とのお知らせです。それも、まさしく大震災と同じ日。
●3月11日(日)NHK BSプレミアム 午後4時ー5時
「疾走!相馬野馬追~東日本大震災を超えて~」
このテーマ音楽も4月のCDに収録される予定です。
https://www.nhk-tech.co.jp/nomaoi//もご参考までに。