春は名のみの
先月から今月のKAKOさんは、とてもとても忙しい毎日です。
4月24日に発売されるCDは、2タイトルあって、別々のパッケージになります。そこに収録されるそれぞれの楽曲の解説を、全て自分で書くことになってしまったからです。
今までの経験ですと、普通は評論家の方とか、サウンドトラック盤だったら映画の監督さんに書いていただくのですけれど。
2タイトルのうちの一方は、40周年の究極のベスト、とレコード会社の方が宣伝文句に使っているほど濃い内容です。こちらは2枚組でタイトルは「ANTHOLOGYアンソロジー」。片方の盤は「JAZZ]と題されて、その名の通り即興演奏に夢中になっていた時代の曲が7曲入っています。もう一方の盤のほうは「PO?SIE」と題され、ピアノ・ソロ作品4曲、TVのための作品4曲、映画のための作品5曲入っています。
そして、2タイトルのもう一方は、「QUARTET ?」。
クァルテットの新録音による第2弾です。
こちらはKAKOさんの好きな数字で「12」曲入っています。
という訳で、合計32曲分の曲解説を書いていたのです。さらに巻頭言なるものも2タイトルに書いていますから、大変な作業でした。締め切りに何とか間に合わせて、フーッとひと息。
更にCDと部分的にリンクした楽譜集も、ピアノ・ソロとQUARTETとで同時に発売されることになり、譜面の手直しなどで目を通す日も多く、ほとんど外出していません。
「早春賦」の歌詞にあるように、「春は名のみの風の寒さや」ですから、この時期の散歩は大変かも知れませんが、少し可哀想!状態でした。