報道のこと
先月末の名古屋でのコンサートのあと、ホテルにあった読売新聞を持ってきていたので、東京への新幹線で読みました。昔のように新聞を毎月配達してもらう家も少なくなってきていますよね。ネットニュースをチェックしていれば、世の中の動きには大体追い付いて行けそうですし。
でも捨てきれない新聞の魅力があります。例えば戦前の誕生日などの記念に、当時の新聞をプレゼントする企画があって、そこには写植の文字の時代性が懐かしかったりします。
2011年3月11日の東京電力・福島第一原発事故当時の所長・吉田昌郎氏が政府の事故調査、検証委員会に語った調書の全容が8月29日明らかになったというニュースが興味深かったです。紙上なので要旨文面のみですが、官邸と東京電力本社、それに対する事故現場の所長だった吉田さんの、当時の様子が垣間見えてきます。その後、まだ60歳前にお亡くなりになられた吉田さんには、部下の人望も厚く、生死に直面しつつ対策に追われたご苦労に対して、深い哀悼を感じました。
ところで他の新聞社、昨今の朝日新聞報道には、政界も「容赦しない」雰囲気があるようですが、KAKOさんが時事とは無関係な、自分の音楽について語った掲載ページの予定日が決まりましたのでお知らせします。
9月10日(水)朝日新聞・夕刊の"NEXT STAGE"というコーナーです。8月の取材時の写真入りで、笑顔がすがすがしいですよ。購読の習慣が無い方も、是非コンビニなどで覗いてみてください!
今日はツアーの最終地、東京公演の2日目です。テレビカメラも入り、終演後は対談収録も行われました。辻井伸行さん、レ・フレールの斎藤守也さん、斎藤圭土さんのお二人、そしてKAKOさん、3組のアーティストを待っている椅子たちとピアノです。
オンエアが楽しみです!
2014/09/02