ラストスパート

旅の途中に

27日(水)、「THE PIANIST」東京の2日目。今日は晴れていたせいで、色々なところに影響が出ていたのです。
楽屋の裏話ですが、オーチャードホールは(知る人ぞ知る有名な話ですが)設計ミスで楽屋周りがとてもとても狭いんです。そのためお部屋も、温度や湿度がお天気に左右されて、昨日のような雨混じりの時には、、、いくらクーラーを稼働させても非常に湿っていました。でも今日はカラリとしていたので、KAKOさんもひと安心。楽屋のピアノも心なしか弾きやすいかも。

スクリーンが登場した「THE PIANIST」で、レ・フレールさんのコーナーは天井にもカメラを仕込んで、4手の交差する連弾の場面を映し出しています。普段の客席からは覗けないシーンですし、お二人ならではの技の聴かせどころです。
リハーサル風景をレ・フレールさんのマネジャーさまからお借りしました。

さあ今日のお客様をお迎えしよう・・・・とロビーに出てみましたら、「映像の世紀コンサート」と辻井伸行さんのコンサートチラシがびっしりと貼られているコーナーが見えました。ここでチケットも購入出来るのです。

KAKOさんがステージの慣れないtalkで「見逃さないで!」 と言ってましたので、買ってくださった方もいらしたかと思います。有り難うございます。

テレビ用の収録もあった日のため、誰もが朝からかなりの集中度でしたが、ソロもクァルテットも完璧な演奏でした。こういう収録本番に強いKAKOさんですし、弦の3人もさすが《加古カル》のメンバーですね、素晴らしいアンサンブルでした。

帰り際、 何やら緊張の面持ちでKAKOさんに説明している可愛いお客様。
「○○○に行ったときの印象を作曲してみました」という事だったようです。

手渡されたのは・・・CDでした。

1分程の曲が2つ、ピアノで演奏されて優しげな曲です。次にお会いするときは、作曲家かピアニストの卵に成長しているかも知れませんね!

いよいよツアーもラストスパートに差し掛かかり、子供達の姿にホッとして元気を貰った日でもありました。

2016/07/27

Posted by アトリエール