13年目のライブ・イマージュ

LA MUSIQUE

昨日は、「ライブ・イマージュ」最終日の、東京・国際フォーラムに行ってきました。
12年間お世話になった「ライブ・イマージュ」です。
次の日曜日に、サントリーホールでの自分の40周年記念コンサートを控えているKAKOさんなのに、「これだけは絶対に行く!」と周りのスタッフに言い散らしていたのですが、私は内心、こんなにやるべきことが山程あるのに・・・と言いたいところ、我慢して、同行して来ました。

会場に着いて、まず向かったところは出演者楽屋のあるフロアです。
オーッ!懐かしい顔ぶれ!
最初に音楽監督の羽毛田丈史さんにお会いしました。13年目もお疲れ様です!

そこへ、葉加瀬太郎さんが楽屋から出ていらして、KAKOさんとハグ状態。「去年の、最後のステージの御礼を直接言いたかった」とKAKOさん。昨年末に、その「ライブ・イマージュ」の模様がテレビで放映されたので、ご覧になった方々も「何度見ても、涙、涙・・」とおっしゃっていましたが、それはそれは素敵なカーテンコールでした。

ゴンチチのお二人、小松亮太さん、宮本笑里さん、サントリーホールでもゲストで来てくださるNAOTOさん、オーケストラのトップ・相川麻里子さん、チェロの植木昭雄さん、皆さんの笑顔に迎えられ、嬉しそうなKAKOさんです。そのあとは、ギターやパーカッションなどのメンバーのフロアに降りて行かれました。

ホントは休憩あたりで帰らなければならない予定でしたが、第1部最後の出演者・高嶋ちさ子さんのステージの途中で、予定を変更して「全部見て行く」ということになり、結局、アンコールの「マイ・フェバリット・シングス」まで、初めて一人の観客となって客席に座っていたKAKOさんでした。

東京の為だけの特別出演で、フランス人の若いテノール歌手が歌う場面もありました。この人と、ピアノ・ジャックという2人組、この両方は葉加瀬さんんが見つけた逸材とのこと。一陣の風が吹き抜けました。

「ライブ・イマージュ」というと映像と音楽のコラボレーションがキーワードですが、今回個人的に好きだったのは、葉加瀬さんの曲で、薔薇一輪のグラフィックが変化してゆくところ、でした。
どなたのアイディアかな、後でお尋ねしてみたい、です。

今まで毎年、イマージュ・オーケストラは黒い衣装でしたが、今年は上半身「白」。爽やかな印象でした。

時計を見ると、開演してから3時間50分経過。

あっと言う間の感じがする、不思議なマジックのようなコンサートです。

2013/05/20

Posted by アトリエール