あの曲この曲
東京にはサントリーホールがあります!と、旅行で訪れる方々にもお伝えしたいなあ、と今日もふと思いました。
世界最大級とも言われるパイプオルガンが威容を放つ大ホールは、ステージの後方にも客席があるヴィンヤード型と言われる形が美しい。
本日はKAKOさんのソロ・ツアーでサントリーホールです。
リハーサル風景の写真は、ホームページを作成してくださっている、Rさんの撮影したもの。
リハーサルですので、いつもの青いセーターですが、本番のステージは1部と2部で色違いのシャツにしています。
KAKOさんは今日のアンコール前のお話しで、珍しく聴衆の笑いを誘っていました。
昔々ある人から言われた言葉。
「加古さんのコンサートはオリジナル曲ばかりで、それはそれでとても好きなんだけれど、1曲だけ誰でも知っているメロディーを取り上げてみてはどうですか?」
ここで会場からは、クスクスと笑い声が起こったのでした。
この進言をした人は、音楽や映画の評論家でもあった故・野口久光さんでした。
その言葉を真剣に受け止めたKAKOさん。野口さんのことが大好きで尊敬していたので、苦心の末に「グリーンスリーヴス」という曲に挑戦した、というエピソード。
1980年代初頭のことで、その後のKAKOさんのターニングポイントとなった出来事から、まもなく40年になります。大切に育ててきた曲たちが、明日は群馬県・高崎市文化会館で披露されます。
2019/05/11