「白い巨塔」をもう一度
今年のピアソロツアーは22日の大阪・いずみホールで終了しました。各地の公演に駆けつけてくださった方々に深く感謝致します。スタンディングの拍手では、誰なのかステージからはよく見えるそうで、KAKOさんから「久しぶりに○○さんがいらしていた・・・」と聞かされたりします。
お手紙が届き、第2部の「水の前奏曲」の曲を水色の幻想という青の色合いで表現してくださった方がいます。淡い水色、昏い水色、あかるい青、群青色など曲ごとに異なった色調を感じる、というのも楽しい聴き方ですね。
このツアーでのアンコール曲は「ポエジー」でしたが、なんと大阪ではもう1曲あったのです。
その曲は「白い巨塔」。
KAKO さんが音楽を担当した2003年のテレビドラマでは、主役の財前五郎を演じたのは唐沢寿明さんでした。
最近、岡田准一さん主演の番組が話題になっていたせいか、大阪では「白い巨塔」はちょっとしたネームバリューのようですし、その曲名を言っただけで拍手も盛大でした。
その「白い巨塔」を12月の大阪市中央公会堂でのクリスマスコンサートで、クァルテットの顔ぶれで演奏することになったのです。
会場で速報のチラシが配られていました。
1年の終わりに、心から心へ贈る加古隆の音楽
クリスマスにちなんで加古隆作曲の「アヴェ・マリア」や、
久しぶりの「白い巨塔」(2003年)、永訣の朝、
そして2つの初演曲も聴きどころです
12月23日(月)18時 大阪市中央公会堂。今年からは天皇誕生日ではなく祝日になっていないので、夜の公演です。
自分自身へのクリスマスプレゼントにコンサートを!をお考えになった方には是非お越し頂きたい場所です。
2019/06/25