札幌にて
2022年のコンサート初めは、北海道 札幌。
2月13日(日)「NHKスペシャル 映像の世紀コンサート」会場:札幌コンサートホール kitara大ホール
音楽・ピアノ:加古隆、オーケストラ:岩村力 指揮 札幌交響楽団、ナレーション:山根基世
新型コロナの蔓延防止期間中ですから中止の可能性もあったのですが、万全の対策を講じて実現しました。
羽田から新千歳空港の往路は、天候も考慮して予定よりも1日早く出発。何とKAKOさんは、雪国用に靴底を貼り直して準備万端だったのですが、これは大正解でした。
リハーサル会場では、演奏者もスタッフも全員がマスクをした状態で集合です。
素晴らしいホールで北の大地に響けとばかり、「パリは燃えているか」「神のパッサカリア」「愛と憎しみの果てに」「シネマトグラフ」「時の刻印」…。
意外に印象が強かったのは、「ザ・サード・ワールド」。
弦もブラスも素晴らしい!!特にこの曲の持つ独特のリズムやテンポ感が、どのオーケストラよりも秀でていたと思いました。クラシック的な曲じゃないのですが、きっと北緯43度の地平で心豊かに伸びやかに日々を紡いでいらっしゃるからなのではないかと、想像しています。
雪道の中、ホールに駆けつけてくださった皆様、本当に有難うございます。
プロデューサー氏曰く、今年はまだまだ「映像の世紀コンサート」やりましょう、との事。
「映像の世紀」ならではの、あのシーンこのシーンを生演奏と共に体験出来る貴重な時間。私の一番好きなシーンは…と誰しもの脳裏に刻み込まれていることでしょう。
次回の公演情報が楽しみですね。