雪の荒野
昨日、全くの私用で北海道へ行ってきました。それも日帰りという強行軍!
祭日の土曜日ということや、「sapporo雪祭り」の最中だったんですね、当然のごとく空港も電車も“超”が付くくらいの混雑ぶり。
天気予報を見ていてもマイナス7度という寒さの実感がわかないので、取りあえずホカロンを2個だけバックに忍ばせておいたのですが、これが想像以上に役立ちました。
遅れた電車を待つ間に上着の左右のポケットに入れて、寒いホームの待合室で何とか過ごせました。でも、その寒いのなんのって、結構厚着をしていそうな人もホームから立ち去り、駅舎のほうに戻って行ったりしていたなあ。
千歳空港に向かう途中の車窓から一枚だけ写しました。
ただの雪景色ですけど、ふと窓の外を見ながら、どんよりした曇り空も、冬の裸木となった樹林の姿も、真っ白な雪原も、雪解けが流れてゆく川も、人間の作り得ないものばかりだ、と思ったのです。
無事に羽田空港に帰り着き、その目に入るものが高層ビルやコンクリートの橋や沢山の車で、これは人が作り出したもの。緑は探さないと見えそうもありません。
やっぱり広い北海道!へ行ってきて良かった。
曠(荒)野が、私に新鮮な息を吹き掛けてくれたようです。
そういえばKAKOさんは、初めて北海道にツアーで行った時の話をすることがあります。
1977年の冬で、青森から函館への連絡船だったそうです。
その頃のお話しも、いつか聞き書きすることにしましょう。