映画パンフレット

時々のメモ

昨日、東京でも雨でしたが、その中でKAKOさんも歩いていました。

映画「家路」は公開されていますが、これを観に行けた訳ではないのです。
それでも、この映画のすてきなパンフレットを持参して帰りました。
皆さんに是非、このパンフレットを手にしてもらいたいなあ、と思いまして、書くことにします。

映画初監督という久保田直氏自身のインタビューの答えからは、テレビ・ドキュメンタリーを数多く手がけて受賞作品の多い人の、映画に込めた思いを知りました。
松山ケンイチと内野聖陽との対談記事が、これがまたとてもいいです。
それに、ベルリン国際映画祭の参加レポートが掲載されていまして、
おしゃれな黒のスーツ姿の久保田監督と内野聖陽さんの写真やコメントから、映画祭での劇場の雰囲気が強く伝わってくるのです。
なんと、作品を見に来ていた香港の配給会社の人が監督に駆け寄り、感動の言葉を投げかけて、即刻香港での上映を決めてくれたエピソードもありました。

あと嬉しかったのは、芥川賞作家の玄侑宗久氏の寄稿文のしめくくりに、ピアノと弦の響きが・・・と、音楽のことにも触れられていたことです。

転載などは禁止されていますのでこのくらいにしますが、1冊600円です。
もちろん映画館などでも購入出来ますよ。

2014/03/06

Posted by アトリエール