山路ふみ子映画賞

時々のメモ

映画「蜩ノ記」が今年の「山路ふみ子映画賞」を受賞致しました!
この賞のことをご存じない方のために、WEBの情報から抜き書きしますと。

”山路ふみ子映画賞は、その年に発表された日本映画に対して最も早く贈られることで知られる。2004年12月に92歳で亡くなった女優の山路ふみ子は日本映画の振興の為に私財を投じて1976年に「山路ふみ子文化財団」を設立し同映画賞の授与を開始した。”

第1回は1977年 新藤兼人「竹山ひとり旅」。
小泉堯史監督は2000年の「雨上がる」で第24回の映画賞を受賞しています。
今回のニュース・ソースはこちら。

http://eiga.com/news/20141016/18/2/

確か、東宝映画の最後のフィルム作品となる、と助監督の撮影日記のクランク・インの日、2013年4月22日のところにあったと思います。
そういう意味でも、専門家にとってはフィルム時代の貴重な作品なのでしょう。

私は、音楽打ち合わせで仕上がったスクリーンを初めて見た時から、映画の冒頭の雨のシーンに惹かれます。
何度でも見たい箇所って人それぞれ、、、と思っていたら、この冒頭のことを言った方もいて、お・な・じ!ですね、と握手したい気持ちでした。

音楽は、エンディングの黒みのスクリーンのスタッフクレジットに流れるところが、KAKOさんの万感が込められていると勝手に想像しています。

2014/10/23

Posted by アトリエール