日照時間

時々のメモ

長崎県五島市では、50年に一度とも言われる豪雨にみまわれていますが・・・。

今年6月~7月のお天気、特に関東甲信越地方は日照時間がとても少なく雨ばかり。そのせいだと思いますが、7月も中旬過ぎたというのに木の葉がハラハラと散っていきます。太陽が当たらないまま栄養が行き届かなかったのでしょう。
軽井沢の散歩道には木々からの落葉が積もっています。それも、緑の葉に薄茶色の斑点がついたり半分ほど茶色に変色した葉だったりして、秋風で降り落ちた葉とはあきらかに違うのです。

枯れ葉を踏みながらカサコソとした歩く音が耳に届く、というような風情があるわけもなく、この光景がアチコチの道路や庭に広がっていて気味が悪いくらいです。
このまま夏も来ないのではないかと、不安になるような日々。

そういうわけでアトリエの毎年恒例のアナベルは、まだまだ薄緑の花も多く、白い花もなかなか大ぶりの花姿になりきってくれません。このまま台風でも来たら茎が折れて、あっという間にアナベルの季節も終る・・・かと。

過去の同時期のアナベル。

こういう鬱陶しい季節に、今年は作曲の仕事があるのでKAKOさんは早めの夏休み期間にも出来ず、アトリエにこもっていますが、久しぶりに外出予定が入りました。

9月1日(日)広島での「映像の世紀コンサート」がありますが、その前に、テレビやラジオ、新聞などの取材で広島へ行ってきます。軽井沢ー広島の往復を、飛行機か新幹線か・・・随分迷っていました。
新幹線で5時間以上座りっぱなし・・・って、若い頃には平気なことも、同じようには出来ない年齢になっているので、気をつけているのですね。何といってもステージに立つ人ですから、生身のからだを大事にしなくては。

さて、取材の質問事項が広島のご担当者から送られてきて、「今の時代にこのコンサートを上演することの「意義」について」「広島&ヒロシマへの想い」などなど・・・沢山の項目があります。
行きの新幹線の車中で考えるのかしら?と思っていましたら、先程から熱心に質問の書かれた紙に向かっていますので、何事も準備に手抜かりの無いKAKOさんらしいです。
と言うか、急に先程のような問いを投げかけられても、「ウーン」とか唸ったままで直ぐに言葉を返せないタイプだということを認識しているからだと思いますが。

2019/07/20

Posted by アトリエール