天に花・・ 地に実・・
KAKOさんが「面白い話を聞いた」と言って教えてくれた、言葉があります。
秋田県ご出身というその方の「俺の村」では、節分の日に「鬼は外・・」の前に、「天に花咲け地に・・云々・」と言うのだそうです。「地に・・のところを聞いたのだが・・正確には分らない」ようなので、私がインターネットで検索してみました。
「天に花咲け 地に実りあれ」
「天に花咲け 地には実がなれ」
という言葉が出てきました。
このほか山形のお寺のHPでは
「天に花咲き地に実なれ」というのもありました。
続いて読んでいるとこんな地名の由来も。
JR山辺駅から北西に約3キロ山辺町大寺地区に「鬼の目」という処があります。この珍しい地区の由来というのは 《昔、赤鬼と青鬼が隣村の黒鬼にいじめられていたのを村の男が助けた。二匹の鬼はお礼にと片目をそれぞれくれた。一つの目は天を見る目で天候を早く察知できる。もう一つの目は地を見る目で水のわき出るところが分かるという重宝なもので、村は豊作となり潤ったというのです。
そして男亡き後、村人はその二つの目玉を岩の中に埋めて霊を慰めたという。以来岩肌には丸い石が増え続け、後の世も村人達の目には鬼の目のように映ったことからこの地名が生まれたという。》
「天に花咲け・・」と「天に花咲き・・」とでは「け」と「き」の違いですが、KAKOさんが聞いたのは秋田県人なので「け」の方かも知れません。
ともかく「鬼は外 福は内」の前言葉があるなんて、初耳でした。
アトリエでも豆まき用に準備していますが・・。
「天に花咲け・・」と「天に花咲き・・」
さてどちらにすべきか。
2020/02/02