春の別れ

閑(シズ)かな日

今日の湯河原は快晴で、満開の桜見物には良い日でした。

この川を挟んで、神奈川県と静岡県が接していますが、桜並木は静岡県の熱海市なのです。
ですから、お隣の町の桜を楽しませていただいているのです。
ところが3年くらい前から、湯河原町側の河川敷に菜の花畑が少しずつ作られています。

それが、行政がやっているとはちょっと思えない手作り感があって気になっていたのですが、今日もそう思いながら歩いていましたら、遊歩道にある小さな看板が目にとまりました。
「菜の花の会」という同人か団体があって、町の許可を得てやっているようです。

数年前までは、茎が伸びた雑草で埋め尽くされていて鬱蒼としていた河川敷が、今は眺めて心地よい川縁になっているのです。遊歩道は拡張され、それに伴うように菜の花のコーナーもあちこちに広がってきました。
こういう素敵な有志の方々にお礼を言いたいなあ・・・。

KAKOさんのオーケストラ作品に、ピアノ交響詩「春~花によせて」があります。
3月は、何故か第5章の「春の別れ」がぴったりだと個人的には思い込みがあるので、CDを出してきて久しぶりに聴いてみたいと思います。
ちなみにこの作品の中で、KAKOさんご自身は、第2章の「花冷え」が結構お好きのようです。でも、加古カルの弦の3人用に第4章の「花と虫の戯れ」もアレンジしましたから、どの曲にも至極当然のように愛情満点なのでしょう。

2014/03/31

Posted by アトリエール