春のサイレント・ガーデン

閑(シズ)かな日

軽井沢に先月末から来ましたが、5月に入るとやはり爽やかな日が多くなります。
KAKOさんは10日の八ヶ岳高原音楽堂に向けて、リハーサルの日々です。

今回プログラムに取り入れた「少年時代」という曲は、CD「SILENT GARDEN」に収録された曲です。その頃、録音を年明けに控えていて、作曲中のアトリエの庭がちょうど晩秋でした。KAKOさん自身が、その時の庭で感じたままをCDのタイトルに表現したのだそうです。

いつしか遠い時間のなかの「少年時代」を思い出しながら、演奏するのでしょうか?
聴くほうもまた、過ぎ去った懐かしい時代を思い描くでしょうか?

2月のパリで、久しぶりに演奏した曲でした。

さて、昨日は庭に巣箱をつけました。
数年前に、湯河原から自作の巣箱を2つたずさえていらした方の特製です。去年針金が外れて高い木から落っこちてしまい、そのままになっていたのです。木に釘などしないで枝を利用しただけでしたから、その枝が風雨にさらされて弱ってしまったようでした。

こっちは、その時のまま現役の巣箱の見えるカラマツの高木。

取り付ける段になって、アトリエの窓からも見えるように、やはり釘など使わないで、などの注文もあり。
なかなか良い木が見つからず、何とか地上3メートルあたりのところに取り付けました。

SOSを誰かに出したい気持ちでした。(苦笑)

2014/05/04

Posted by アトリエール