ユーパトリウム

閑(シズ)かな日

去年植えたシュウメイギク(秋明菊)が、草木の密集したところに顔をのばして咲いているのが見えました。

こちらの蕾はまだですね。これが咲いている頃は、湯河原に帰ってしまいます。

今まで、唐松の木の陰で見えなかった「ユーパトリウム」が、少し傾いて木の左側から顔を出しています。

ガーデンデザイナーのPaul Smither(ポール・スミザー)さんが、7~8年前に軽井沢・絵本の森美術館で講演された際に聞きに出掛け、帰り際購入してきたものです。その時には花は8センチくらいの大きさでフワフワと丸い形で咲いていたのですが、アトリエの弱い日差しでは同じように咲いてくれませんでした。
唐松の後ろでよく見えないから植え替えするように言われ続けながら・・・ようやく今年、写真のように見えたという訳です。

KAKOさんがその花を「フジバカマを洋風にしたようだ」と言っていましたので、ようやく秋の七草の「藤袴」を覚えたのでしょうか。

そんなことがあった後で、KAKOさんに一枚の花の絵葉書が届きました。
打ち合せするテーブルに飾ろうとして、、、あれっ?

絵はがきは「藤袴」だったのです。

よくよく見ると、日本語の他に英字で Eupatorium Fortunei と書かれていました。
お仲間だとは思いますが葉のかたちが少し違いますね。

ちょっとした偶然のお便りでした。

2017/09/08

Posted by アトリエール