木とともに

木の響き

今日は、秋に予定されている仕事のための、電話インタビューがありました。
ピアノとヴィオラについての一問一答。
前もって、メールで質問表が送られてきていたのでKAKOさんは目を通していましたが、テレビ局でも新聞社でも、ほとんどの人が最後にもってくるのが、「読者、視聴者へのメッセージ」。

ふっと口をついて出てきたのが、次の言葉でした。
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々の間を通り抜け、
音楽堂という造の建物に囲まれ、
ステージ奥に広がる空と樹
景色を眺めながら、
ピアノとヴィオラという、
の楽器の響きを楽しんでください。
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「木」から始まり「木」で締めくくったメッセージ。

KAKOさんは代々木公園の近くに住んでいた頃、特に大好きな桜と白木蓮の大木がありました。あの広い公園の中で、その木のある場所はしっかり覚えていて、季節ごとに訪れたとか。春もいいけれど、葉がすべて落ちきった秋から冬も素晴らしい。まあ、どんなときにも木のたたずまいは美しいものです。

ですから、散歩で見かけていた木がある日突然の工事で切り倒されていたりすると、いたたまれなくなります。どうして切ってしまったのだろう。どこかに移せなかったのだろうか。
自分の身が切られるように心痛む光景です。
木を切る前に必ず申請するような仕組みになっていたら、昔からの風景はもっと残っていただろうに、と思いますね。
梢をわたるさわやかな風を感じて、生きていきたいものです。

Posted by アトリエール