オーレ

タイムスリップ

今日はジョン・コルトレーン(John Coltrane、1926年9月23日 – 1967年7月17日)の命日でした。どこかでコルトレーンのレコードをかけながら、ボリュームを大きくしている人が居るかもしれませんね。偉大なるJAZZのサックス奏者であり、聖人のように音を探求した人。その、ひと吹きの音ひとつ耳にしただけで、今でもすぐに分かります。
もし今夜聴くとしたら"Out of this World"かな。それとも1963年の"My favorite things"だろうか、1960年の"My favorite ・・"も、そしてそしてエリック・ドルフィー参加の"Oléオーレ" もなつかしいなあ。(ひとりごと)

カフェ オーレではありません。飲み物のほうは、正式にはカフェ・オ・レ(フランス語:café au lait)ですしね。

さて話を戻して、1970年代には日本全国に”JAZZ喫茶”というのがありました。大体が薄暗い店内で、煙草のけむりと珈琲のかおりが入り混じっていて、スピーカーから出ている音だけが全てのような雰囲気。反体制の学生デモがまだ残っていた時代です。音量が大きいから話せないですし、暗黙の私語禁止のような協定があったような空気感も特別な喫茶店を表していました。1980年代には徐々にそういうお店は消えていきました。

最近は、KAKOさんのJAZZ風の曲も是非聴いてみたいという人が多いです。宣伝コーナーではなく、読んでくださればと思います。お薦めのアルバムベスト3は「Paradox(パラドックス)」「Micro World(マイクロ ワールド)」「巴里の日」でしょうか。こちらはグループのアルバムですが、ピアノ・ソロでしたら「L’Aube-夜明け」もあります。

先日素敵な女性に生年月日を尋ねましたら、KAKOさんのデビューした年に生まれたんです、とこともなげに言われ、30数年の波が一気に押し寄せてきたようでめまいがしそうでした。

今日の1970年代の話はこの辺でおしまいにしておきましょう。

Posted by アトリエール