パリは未(いま)だ・・
昨夜のBSプレミアム「旅のチカラ」の反響があちこちから届いています。
皆さん、とても満足げな様子。
「パリは未だ燃えているか」
タイトルにはルビがふってありました。「未(いま)だ」。
携帯に残っていた写真に、音楽院の傍で、カラフルなチェロケースを背負った学生がありました。
テレビにも映っていましたね。
それで、こんなメールもありましたのでご紹介します。ご覧になっていない方への「あらすじ」にもなります・・・。
この方は、高校時代の同級生や同窓生の親睦会などをご担当されていて、京都の近くにお茶室も作られた悠々趣味人、人生の達人と言えるような方です。
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私見ですが、KAKOさん関係の番組ではベストでした。彼の凄さを改めて感じる内容でした。
番組は、モンマルトルでの似顔絵(絵の方が老けていた?)。学生時代に通ったパリの楽器店・楽譜店での思い出。卒業されたパリ国立高等音楽院再訪とそこの現役学生との会話。授業中の、教授になっていた同級生との再会(現代音楽の巨匠オリヴィエ・メシアンの思い出など)。盲目の同級生との再会と演奏した「ポエジー」(彼は性転換して女性になっていた!)。フリージャズを紹介した音楽評論家との再会。メシアンが約60年パイプオルガンを演奏したトリニテ教会への訪問と現オルガニストとの会話、プロローグ(エピローグ?)は弦楽四重奏で演奏した「パリは燃えているか」、と全て興味深い内容でした。
私と比べるのも失礼ですが、フランス語が今でも達者なのには感服しました。私は7年間の欧州駐在時代にドイツ語、英語をそれなりに話していましたが、四半世紀経った今は・・・です。大阪弁は今でも比較的得意なのですが!音楽家は語学も得意、ということを再認識しました。
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そして、KAKOさん、まだまだガンバッテ下さいヨ!
と締めくくっていらっしゃいます。
さて、見逃した方やBSの無い方には、再放送もありますので、是非、知人などに手配してみてはどうでしょう。
NHKBSプレミアム 再放送
「旅のチカラ」
2月21日(木)午前8時00分~9時00分
編集者で評論家のフィリップ・カルルの家の近く、エッフェル塔の見える橋から撮影。
橋の反対側に「燃えている」夕景がきれいでした。