欧州ツアー パリ編
2月7日、欧州ツアー最終日のパリ。
パリ日本文化会館の表玄関です。
地下鉄から直ぐの立地で、エッフェルタワーも近く落ち着いた地区です。
ステージは奥行きもあり、300席の客席とほぼ同じくらいの広さ、舞台ではダンス公演もしているだけあって、かなり広ーいです。
リハーサル風景。
こちらは本番です。
主催側からは、動画は撮るけど写真は撮らないと聞いていたため、私がiphoneで2回ほどシャッターを押したのでした。
シャッターを消音に出来ないので、緊張しました。(汗)
スペイン、イタリアそしてフランスという各国訪問に当たって、聴衆の反応が一番気になっていたのはパリでした。
世界中から注目される芸術の都ですし、どこか先鋭的だったり前衛的や一捻りしたものを称賛するのではないかという思いが強くあるからです。
フリージャズのピアニストで活躍したkakoさんの、当時の音楽と現在のスタイルとはかなり違いますから、どういう受け入れ方をされるだろうかと、、、、。
しかし、そういう心配は終演後には吹き飛びました。
ホワイエで私に握手しながら目をじっと見つめながら、mercibeaucoupメルシボクーとだけ言い続けてくれたのは、超前衛の芸術に造詣の深い人です。この人がこのように感動を表すとは想像も出来ないことで、どんな評論家の言葉よりもうれしいことでした。後日、「真のものには国境がない」という当たり前のことを、多くの人々の感想から聞かされました。
パリで「パリは燃えているか」を演奏したかったし、聴いていただきたかったことが実現しました。
ホテルをチェックアウトする日のロビーには、フロントマンが大事に飼っている猫が、いつものように眠そうにしていました。kakoさんがちょっと手をかざしていましたので、記念に一枚掲載します。この指で弾いてきました!
2014/02/12