ある朝のエピソード
昨日のGoogleロゴは、ちょっと気になる老齢の外国人男性のカット絵でした。生誕182周年とか。
誰かしら、、、と思って確認しました。
ドミトリ・イヴァーノヴィチ・メンデレーエフ。
1834年1月27日(グレゴリオ暦2月8日)に生まれたロシアの化学者。
科学に弱い私には殆ど未知ですが、偉人です。
それまでに発見されていた元素の周期律表を作成し、、、発見されていなかった数々の元素の存在を予言したことで知られ、、、
メンデレーエフが周期表に空欄を作って予言したとおりの場所に、1875年にガリウム、1879年にスカンジウム、1886年にゲルマニウムと次々と新元素が発見されたことから正確さが確かめられ、高く評価されるようになった、、、
さらにエピソードとしての記述が面白かったです。
〈・・・・1869年の2月17日、元素の原子量とその化学的特性との関係について考えていたメンデレーエフは、そのまま眠りに落ちてしまった。居眠りの最中、彼は夢の中で、すべての元素が原子量の順に並んだ表を見た。
目を覚ました彼は即座にその表を紙に書いた。
彼はこの表から、元素を原子量の順に並べると化学的特性が周期的に繰り返されるという発想を思い付いた。・・・・〉
私は咄嗟に、KAKOさんから似たような話を聞いたことがあるなあ、と思い出したのです。
映画「大河の一滴」。
主人公は、セルゲイ・ナカリャコフ扮するトランペットを吹く青年でした。彼が演奏するテーマ曲を作らなければなりません。
トランペットはピアノという打鍵楽器とは違うこともあり、あえてピアノに向かわず、声を出しながら曲を思い巡らす日々。
そんなある朝のこと。
目覚めた途端にメロディーが浮かび!!譜面にするよりも先にピアノの前に座り、初めの9つの音のキーを叩いていた!!んだそうです。
新しい曲を見つけようとしているときは、夜眠っていても頭の隅では考えているのかも知れない。
素晴らしき眠りの時間よ!ですね。
2016/02/09