辻井伸行さん、走り続けた10年

LA MUSIQUE

11月13日(月)に開催された「辻井伸行 デビュー 10周年記念 特別コンサート」は、こういう角度からステージを見る場所でした。指は全く見えませんが、顔の表情はよく見えました。ステージに飾られた花の赤い色がピアノに写って華やかな感じです。

これは辻井さんの言葉。

プログラムには、長島茂雄さん、三枝成彰さんの順でお祝いメッセージが掲載されはじめ、KAKOさんのコメントも収録されています。

第1部はピアノ・ソロで2部はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。
同じステージで同時に聴いていると、前半のフランスに縁のあるショパンやラヴェルと、ロシアの大地の作曲家・ラフマニノフのロマンの質の違いを、今更ながら感じました。
オーケストラと共演するのを初めて拝見しましたが、その演奏ぶりは「凄い!」の一言しかありません。目が見えないということと、ピアノという楽器、この二つを神様から贈られた辻井伸行さんに、最後は総立ちの拍手が続いて・・・。

終演後の別会場でのパーティーで、KAKOさんとノブ君の握手。

2011年9月13日のブログに「奇跡の音色」という本のことを書きましたが、私が心の中で尊敬していた川上昌裕先生にもお目にかかれましたし、著者の神原一光さんもいらしていました。

この日は、何と第2部から天皇・皇后両陛下がご臨席されて、それもすぐお近くのお席にお座りだったのです。
そのお姿は静謐さとお優しさがにじみ出て、私は公の席でのお立場やご高齢になられるまでの道のりに思いを馳せ胸がつまってしまい、あやうく涙をこぼしそうになってしまいました。
そういう意味でも、”特別”なコンサートの日だったのです。

2017/11/15

Posted by アトリエール