「散り椿」の探訪

LA MUSIQUE

週刊新潮4月18日号の掲示板に、KAKOさんの「散り椿は、関東圏には無いのかな?知っている人、教えてください」コールが掲載されています。

するとそれを読んだ知人からメールが届き、湯布院にもありますよ、とのこと。(でも関東圏ではないですね)

直ぐにネット検索してみると、由布市の広報ページ「文化財探訪 その34」にありました。沸山寺の天然記念物だそうです。

樹齢150年。昔は五色の花だったのに現在では赤紫色だけになったのではないかという、遺伝子的にも珍しい存在のようですが、映画「散り椿」で観た美しい五色八重椿の色と姿が脳裏によみがえります。

来月からスタートするピアノ・ソロのプログラムで、今回はKAKOさんの映画音楽から唯一「散り椿」だけが選ばれています。ご来場の方々にも、岡田准一さんが、朝の道場でひとり居合いに専心するシーンや、エンディングで流れたメロディーを思い返していただけることでしょう。

2019/04/18

Posted by アトリエール