札幌!

旅の途中に

今朝のNHK「おはよう日本」見ましたか?6時45分過ぎ頃だったようですが、「クァルテット」の映像やインタビューが出ました。今週末の札幌から公演がスタート・・・なんてアナウンサーの方が言ってくださっています。
そうです、12日は札幌に行けるんです。おいしいお鮨屋も予約して、円山公園もいいし、その近くのカフェも行きたい、街の空気も吸い込んで(オー、寒い)・・と欲張りな計画だけが頭いっぱいになっています。帰りにはあれもこれも買い込んで機上の人になっているはず。
肝心の演奏風景もちょっとだけ画面に映りましたが、それにしても4人が演奏しているステージは何と美しいのでしょう。普通は弦のセクションはピアノの右側のひっこんだあたりに固まって、というか集まっていることが定型なんですね。ところが、こちらの「クァルテット」は、一人一人が皆ソリストのように配置されています。特にヴァイオリンとヴィオラの2人の女性は左右両側に立ち、ピアノとチェロは男性で中央に座っている。風のような女性と、大地のような男性、という雰囲気です。見ているだけでも、あまりにも素敵!
取材のときには、何故この配置だったのかとKAKOさんは聞かれていました。これだと、左右のヴァイオリンとヴィオラはお互いの音を聴き取りにくい、やりにくいはず。「こういう配置が美しいだろうな、というステージのイメージが先にあって、あとは、美しい音を出すことに邁進していこう」と思ったそうです。実際、女性の方達は「演奏しにくい」そうですが、お互いの呼吸感などで、だんだん音が見えるように(分かるように)なったそうです。そうですね、何事も聴こえにくければ耳をもっと澄ます、心も傾けますよね。
リハーサルの日に、「このまま皆さんウエイトトレーニングしてくださいね」「このクァルテットは体重制限あるの?」とか、スポーツ選手なみの話題になりました。おいしい札幌で、食べ過ぎない、飲み過ぎないでくださーい。

Posted by アトリエール