レモンの色は何色

旅の途中に

無農薬の沢山のレモンが届きました。ツアーの疲れを吹っ飛ばしてくださいとは書かれていませんが、眺めているだけで気分をリフレッシュさせてくれます。

春は黄色の花がいち早く咲き始め、このレモンも田舎のお庭でたわわに実ったのでしょうか。お店で売っているのと違って大きさもいろいろ、葉がついていて嬉しいです。

アトリエでは、お花だけではなく果物や野菜もお気に入りの木の器に飾っています。中身が空っぽのこともあり、時々は紙のメモ書きが入ることもあります。

この日 KAKOさんが 、レモンの色は、、、優しい黄色だなあ、と呟いていました。まさに自然の産み出した色ですね。

梶井基次郎「檸檬」の強烈な終章と、 高村光太郎の「レモン哀歌」の一行、・・・トパアズいろの香気が立つ・・・が記憶の印画紙に炙り出されます。
ちょっと古いかな、、、。

さて今日から2日間の、東京国際フォーラムでのライブ・イマージュ15のラストスパートです。ここはキャパ5000名ということで、地方ツアーの何処よりも大きい会場です。リハーサルも無事に終わり楽屋に戻ろうとアーティストラウンジを通ると、ひまわりの花が高めの花瓶に活けられているのが目に入りました。コンサートのスポンサーである医療法人健育会からのものですが、この花の黄色は強く明るくて、体からエネルギーが湧いてきそう。

有難いスポンサーの存在にも感謝しながら、眺めました。

2015/05/16

Posted by アトリエール