冬の函館にて

旅の途中に

函館公演の朝、海が綺麗に晴れています。かつての青函連絡船の姿が見えました。今は船内を公開しているそうですが、非常に残念ながら今日は見学の時間がありません。

ホテルを9時半に出発して函館市芸術ホールへ向かいます。ロビーには、古き京都の職人が作ったという、由緒ある雛人形が飾られていました。

ホールに着くと、早速ステージではKAKO さんとメンバーが音を確かめています。

2階席もあるようなので、ホールの上の階へ行ってみることにしました。

階段の壁面は明かり窓が沢山デザインされています。

そのひとつから覗いて見えたのは、雪景色の五稜郭公園です。すぐそばなんですね。ここにも今回は行けませんでしたが。

というより、靴が・・・普通の靴底では深い雪道や、その下にあるかもしれない凍土では無理でした。靴に巻く雪道用のベルトも持参していましたが、使い始めに片方のベルトが切れてしまったりして。

さて今日のコンサートは、「はこだて音楽鑑賞協会」という団体の主催のため、非会員は入場出来ないので、地方のファンの方々も悔しいと思っていらしたことでしょう。
もちろんクァルテットの演奏は完璧!でしたよ。

地元の人によると、積雪は例年の2.5倍。
函館空港へ向かう道すがら、遠くに雪山を見ながら、しんしんという音が聞こえてきそうな白に覆われた町を見ることも出来、前日の猛吹雪のホワイトアウトも経験して、思いがけない冬のプレゼントをいただいたような日でした。

そして北海道へは、3月1日に再び訪れるのです!札幌・Kitara小ホールへ!

羽田空港では、メンバーや制作スタッフと、「それでは札幌で!」と言って別れました。

2018/02/18

Posted by アトリエール