ゴリラの・・・
昨日は暑苦しい東京へ出張。新幹線の中にも車内誌はありますが、前日に読んだ冊子の記事が頭から離れず、時々プフッと思い出し笑いをしてしまいました。
それは、低迷していた家業の酒屋を立て直すため、あらたな収益源を考えていた社長さんが、黒豆納豆のような豆菓子を販売することになった時のお話です。誰も思いつかない奇想天外のネーミングとは、このことを言うのではないでしょうか。だって・・・「ゴリラの鼻くそ」ですもの。
周り全員の反対を押し切って、「ゴリラ」だからと動物園に売り込みに行きました。ところが意外に、名前を面白がって置いてくれる動物園の売店が増えていったのだそうです。今では、1年で数十万個も売れるお土産のヒット商品になったとか。ひそかにパッケージにも凝っていて、かわいらしいイラストです。
ちょっと手を伸ばして子供用にひと袋買ってみようという気にさせるかも知れない、と思いました。日刊工業新聞社主催の「ネーミング大賞」というのがあって、さまざまな企業から応募があるようです。「草刈機まさお」「伝導よしみ」・・・こういう名前も考え付いた人がいるんですね。
音楽家のキャッチコピーにも何かヒット作はないものか。
この「ゴリラ・・」の話をKAKOさんにしたくてたまらないのですが、絶対と言っていい程、相手にしてくれないだろうなあ。
そんなことより、やることが山のようにあるはず!
と一喝されて、おしまいかな。