忘れ得ぬとき その2
《前掲から続く》
あれから四十八年たった今年の夏(注:これは2002年)、奈良・東大寺では大仏開眼一二五〇年ということで、様々な奉納の行事が行われ、中庭でコンサートができないかと依頼があった。咄嗟に僕は、奈良の先生のところ ...
忘れ得ぬとき
先日、未知の男性からKAKOさんに関することでメールが届きました。
「雑誌か新聞のインタビューだったかも分かりませんが、氏は子供の頃に音楽の先生から その道を歩むように勧められた・・・そして それは奈良の地であったとも聞きまし ...
チェ・ゲバラ 終わらぬ夢
17日(水)のNHK「スタジオパークからこんにちわ」は生放送でしたので、
観ていない方も多いと思います。加古カルが「パリは燃えているか」を映像をバックにして演奏したり、
2歳の頃のKAKOさんの写真が「可愛い!!」と大 ...
お寺まいり、お墓まいり
年賀状も用意しながら、喪中のお葉書も届く12月。
そんな時、ある人のお墓写真が、ここ数ヶ月のカメラに収まっているはず、と思って探しました。
パリ・モンマルトル墓地にあるフランソワ・トリュフォー(Fran ...
青函連絡船
一昨日は、秋晴れの札幌kitaraでのコンサートでした。リハーサルでのピアノも森の木霊が現れているような響きかたで、調律師さんも「やっぱり札幌の空気」は違うなあ、と言ってます。
いつもですと少しだけホールのある中島公園を散 ...
カッコいい江戸時代
先週水曜日10日の朝日新聞を片付けようと、ふと文化の広告欄を見ると、ボストン美術館名品展として、上野の森美術館に「北斎」作品が来日!と書かれていてビックリ。11月9日まで開催だそうです。
偉才、極彩、北斎、というコピー文も ...
百年前の京都
2月の欧州ツアーも過去形になりつつありますが、パリの公演に来て下さったフランス人の女性から、手土産を頂いていたのでした。わざわざ滞在先のホテルまで届けて下さり、とっても綺麗な書き文字の、素敵なカードも入っていました。
帰国 ...
カフェにて
やっぱり雨で折れてしまったアナベル。
直径20センチもの花を支えるには、細く長い茎ですね。
先日、軽井沢の南西のほうにある塩沢湖の近く、有島武郎の別荘が移築されて「一房の葡萄」というカフェになっている所に行きま ...
青い蓮
秋の10月5日のコンサートは、京都の青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)というお寺。
門跡寺院とは、門主(もんす=住職)が、皇室や摂関家が出家して受け継がれてきた特定の位の高い寺を称し、天台宗三門跡は、青蓮院、三千院、妙法 ...
オイラーの日
何気なくgoogleのロゴを見ていて、ふっと気になりました。
今日はこの人の誕生日。
レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler, 1707年4月15日 – 1783年9月18日)。