8月はアナベルの月

閑(シズ)かな日

最近読んでいる単行本の表紙には、そのドキュメンタリーの主人公の、直筆の手紙のコピーが掲載されているのですが、何とも言えない伸びやかさ、優雅さ、潔さなどが感じられるものです。脇の説明に「にいがた文化の記憶館」に展示されているようなことが書かれています。
早速、その記憶館というホームページを拝見すると、入館締め切り時間は夕方5時半。
今週末は新潟県・新発田市での「加古隆クァルテット」コンサートですが、前日に新潟入りするので行けるかも・・・と、スケジュール表を見てみました。
残念ながら、新幹線はもっと遅く着きますので、記憶館には行くことが出来ません。

あとで、この素敵な直筆コピーの話をKAKOさんにしたところ、予想もしない返事でびっくりしました。KAKOさんは数年前から少しずつ「ローマ人の物語」を読んでいるそうなんですが、「直筆といえば・・・カエサル(Gaius Julius Caesar)やオクタビアヌス(Gaius Octavianus)の書く字は、どんなものだったろう」と言うのです。

18世紀に出版されたという『ガリア戦記』。

KAKOさん曰く、カエサルの類い希な文章力「文体」を知らされる著作だそうです。読まなければ・・・(汗)

さて、8月になりましたね。
オクタビアヌスがアウグストゥスという「尊厳者」の意味の称号を得て初代のローマ皇帝となり、カレンダーの8月{Augustus(=August)}に名前が残り、カエサルは、生まれ月の7月に{Julius(=July)}という名を残しています。

全く関係ないのですが、読書の合間に眺めている、今年のアナベルです。前庭とアトリエ棟の両方で100個くらいの花が咲き誇っています。

2014/08/07

Posted by アトリエール